「勝常収穫感謝祭2018」 勝常区の最初の一歩

 

※ 勝常収穫感謝祭までの経過


本年度実施した、東北電力「まちづくり元気塾」の8月25日実施の第2回ワークショップの中で、勝常寺檀家総代でもある高橋勝昭氏から「勝常寺に対して4月28日の勝常念仏踊りによる豊作祈願はあっても、収穫後の御礼が無い」との提案を形にすべく色々と協議がなされ、初めての試みとして11月23日勤労感謝の日に区をあげて「勝常収穫感謝祭」に向けての準備が始まりました。

区民一丸となったイベントにすべく、9月には勝常区環境保全会便りを通しての区民への周知を行い、取組の内容を説明するとともに、色々な準備に取りかかり各チームを結成し、チームごとの役割分担を明確にしました。「勝常収穫感謝祭」も目的は、勝常村で収穫された米の豊作御礼祈祷を勝常寺で行ってもらう事が目的でそれに伴う勝常寺ご祈祷米(新米)の販売や新米を使った勝常区の伝統料理を振る舞う事をメインに、寺町を生かした様々なアイデアが出され、年末年始に勝常寺の参道を彩る「竹灯籠」の制作や勝常区の景観を満喫してもらう「景観当てクイズ」農作業に伴う「トラクタの乗車体験」等々、当区における日頃の生活を来客して頂いた方に味わってもらうべく検討がなされました。

9月中旬から10月末までは、収穫農繁期のためにほとんど準備ができませんでしたが、手の空いてる方々の協力を得て、10月のゆがわ新米祭りにおいての広報活動を実施し、村内外の人たちに周知をしてきました。収穫後11月に入ってから当日までの間は、企画されたイベント内容に沿った準備が本格化し、収穫された新米や料理賄い、竹灯籠制作といったイベント内容が徐々に形になってきました。



※ 勝常収穫感謝祭2018


2018年11月23日「勝常収穫感謝祭」を区を上げて開催しました。

本番当日は朝からの大雨で開催が危ぶまれましたが、午前9時からの開会宣言の後

午前10時からの勝常寺薬師堂に於いて、収穫御礼祈祷が行われました。御礼祈祷が行われる頃には雨も小康状態となり、青空も顔を出すほど天気も回復し肌寒いながらも順調にプログラムをこなす事ができました。












勝常寺薬師堂に於いてご祈祷頂いた、勝常村限定純米「百姓食米」の限定販売を行いました。

米とゆかりのある勝常寺の御朱印の入った「百姓食米」(単一水田収穫純米)は購入者に大好評でした。

「百姓食米」ブランド純米は、当区の専業農家の後継者である齋藤真助氏の発案で10年前に個人ブランド米として立ち上げた物で、数量に限度があるため関東の個人購入者を中心に出荷をしており、大変好評を頂いているお米です。今年の勝常収穫感謝祭を機に勝常村限定ブランド米として区を上げて販売に力をいれていこうとの思いに快く承諾を頂き、勝常収穫感謝祭限定品として今後も販売を行う予定です。













勝常公民館に於いては、賄いチームの女性陣が日頃の腕前を披露し「百姓食米」を中心にこの地の振る舞い料理を定食販売をしました。100食の限定販売でしたがあっという間に完売し、食べて頂いた方々から「大変美味しかった」とお墨付きを頂きました。

今回の定食内容は、会津の伝統料理の「こづゆ」「天ぷらまんじゅう」を中心に構成しましたが、味付けには地域独特の味付けや具の違いがあって、同じこづゆでも若松市内で食べるこづゆと勝常村でたべるこづゆではまったく違った味わいを堪能できます。是非一度食べてみて下さい。



















家の外孫もこの時初めて「天ぷらまんじゅう」を食べて、とても美味しかったみたいで娘と帰って来るたびに「天ぷらまんじゅう」の催促をされます。揚げかけの天ぷらまんじゅうは最高です!












                         

勝常寺薬師堂境内では「湯川ひょっとこ踊り愛好会」による豊作感謝奉納踊りも披露されました。

肌寒い中での舞でしたが、訪れた観光客には大好評でした。寒い中本当にご苦労様でした。















竹灯籠の制作コーナーやトラクタの乗車体験など、当集落ならではのアイデアと企画で勝常収穫感謝祭を満喫しました。今回勝常収穫感謝祭には、ほとんどの区民の参加を頂き、また他村からの来場者も98名を数え天候とPR不足の反省点を踏まえれば、初めての開催としては大成功だったと思います。

これを機に、次年度以降も「勝常収穫感謝祭」を継続する事で実行委員会で承認され、また今回制作した竹灯籠は年末年始の勝常寺参道を彩りました。

初の体験として取り組んだ「勝常収穫感謝祭」は区内はもとより湯川村の他集落からも色々な反響を呼び、特に「まちづくり元気塾」でのプロジェクト継続に向け、村当局の支援を頂き、次年度以降「県のサポート事業」の一環として継続する運びとなりました。


今回「勝常収穫感謝祭」の開催に当たり、多大なご協力を頂いた区民をはじめ、東北電力関係各位

                       また御来村頂きました皆さまに心から御礼申し上げます。


                                   勝常収穫感謝祭実行委員会




「勝常区を変える事は、湯川村を変える事」をモットーに

                         勝常区環境保全会はさらに精進して参ります。

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勝常寺への「勝常念仏踊り」の収穫祈願から半年

         「勝常収穫感謝祭」での収穫御礼祈祷

毎年4月28日

開催の

「勝常念仏踊り」

勝常寺薬師堂

境内に於いて

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