勝常区環境保全会

「農業集積化に伴うマスタープラン・フローチャート

 

※ 集積化目標に向かっての進行状況


2013年度  

農業者を中心とした戸別訪問及びアンケートを実施し、勝常区環境保全会が提案している「農業集積化マスタープラン」への参加の意思確認と意見交換を行った。

アンケート懇談内容としては、現在農業維持するための機械等の保有台数と今後の農業の見通し、また勝常区にとっての農地集積化とそれに伴うメリット・デメリットについて・・・

基本的には、農業の集積化については今回調査を行ったすべての人が、早かれ遅かれその時代が来るだろうとの予測をしていて、特に今までのような個人農業にこだわった人はなかった。

しかし、基本的には集積化に伴っての収益確保が一番の問題点で、農家として追い詰められている現状では、集積化当初から今までまたはそれ以上の利益確保ができなければ集積化は困難と感じた。

つまり、空想での集積化ではなく数字的にはっきりと道筋を示す必要がある事が大前提となる。

現在、勝常区環境保全会は、農業者との貴重な話し合いとアンケート結果を基に現状把握と今後の見通し予測を行っている。


2014年度

本年度から「農地・水環境保全活動」から「多面的機能支払交付金」へ制度内容の変更が行われ、27年4月1日からは法律に則った制度なり、農道や開水路から徐々に農地や畑の内部にまで関われるような状況に変わりつつある。

現状地方の農業は高齢化や後継者不足により、後数年来に農業の継続が大変難しい状況にある。

当該地区も同じ状況で農業後継者に「農業跡継ぎはどうすんの?」と聞いてみると、みんなが口を揃えて「たんぼに魅力が無いから」という答えが返ってくる。

本来なら米1俵の損益分岐点は24,200円で10,000円割れを起こしそうな現状では計算高い若者にとっては何の魅力を感じないのも当然と言えば当然である。

それでは、たんぼの魅力アップを図るにはどうすれば良いのだろうか?

今の米価で今までのような個人農業では、先に述べた高齢化や後継者の問題で既存の耕作面積を維持していくのが困難な状況になってくる。

米作りで1番の問題になっている農作業機械化に関わるコストや人件費コストをどれだけ効率化できるかが問題になってくる。

今の状況を再認識する意味で、今の当該地区全体の農業資産を再検討して無駄をいかにして排除していくかを真剣に模索していくかに掛かっている。

これからは地区全体で、農業者・非農業者を問わず維持できるような体制づくりが急務となる。

当該地区では、色々な意見交換の中で農業者の高齢化に関わる作業効率化の一環として個人作業から徐々に地区全体を巻き込んだ作業の共同化を目指していく方向となった。

多面的機能交付金をフルに活用しながら、地区全体に波及していくよう努力していこうと思う。