勝常区環境保全会 地区内環境放射能計測値   計測開始 2011年5月28日

 

2011年3月11日の原発事故から、放射能に対する住民意識が高くなり、小さな子供さんを抱える家庭では日常の環境放射線量に大きな関心が高まりました。

勝常区環境保全会では原発事故以降に線量計を購入し、2011年5月28日から毎日勝常区内の環境放射能の測定に着手、日々計測をしています。しかしながら比較できる過去のデータが無い状態なので比較検証することはできませんが、計測開始から現在までの環境放射能の時間当たりまたは年間放射能のシュミレーションに於いても日常生活に支障をきたすレベルではありません。

しかしながら、原発破壊時の放射能飛散レベルや部分的な滞留放射能等がありますので、子供さんを守る為には、流れのない川やわら等が積まれている場所等々、普段人が近づかない場所は避けて遊ばせてあげて下さい。

ちなみに自然放射線量の世界基準は 年間2.4ミリシーベルト

           日本基準は 年間1.4ミリシーベルト(1988年10月)で

           勝常部落内の2012年度の年間平均放射線量は1.08ミリシーベルトでした。


原発の問題もまだまだ終息には至っていません。注意深く見守っていきたいと思います。


尚、参考までに0.5μSv/h以下の放射線量は、年間通して浴び続けても人体への影響はありません。

勝常区環境放射能計測値 2012年度