勝常区環境保全会便り 2007   初版

 
 
勝常区に於いては、3月に区の臨時総会で承認され「勝常区環境保全会」の名称のもと4月より役場への契約書類の提出、契約締結を経て実質的には区の春の江払いより、「農地・水向上活動」の実施に取り組んでいる。実施初年度とあって、現在まだ手探りの状態ではあるものの「勝常区環境保全会」の活動方針としては例年区が行っている江払い・道路愛護等の事業を柱に「農地・水向上活動」の資金を有効的な活用を模索しながら、活動計画を作成し各活動をグループごとに編成

1. 「基  礎  部   分」農業者・勝常区  Aグループ

2. 「農地・水向上活動」農事組合     Bグループ

  1. 3.「農村環境向上活動」老人クラブ  小中学校PTA 消防団第二分団第一部

Cグループとそれぞれのグループに責任者を置いて、各活動の円滑化、例年事業の質的向上、又区民の方の意見を参考にしながら、今まで手つかずだった箇所の補修、植栽等による環境美化に区民一体となって今後五年間努めて行きたいと考えています。尚、田んぼのクロ等の除草作業は従来通りの対応となりますのでご容赦ください。




◎勝常区環境保全会役員会


保全会役員会では区の三役、委員を中心に保全会役員を総勢18名のメンバー(監事含)で構成し月に一・二回の会合を持って今後の活動方針の作成を進めています。5月の27日に6月度の活動計画を作成し、6月初旬より実施致しました。今後の活動予定としては  「基礎部分」Aグループでは、大江払い・道路愛護等の実施   「農地・水向上活動」では夏休みに子供たちの協力を得ながら、川の生態観察の実施、水質調査を又、秋の収穫後に西江の大規模な水路目地補修の実施を予定しています。  「農村環境向上活動」Cグループに於いては6月度の植栽活動により、本年度の活動予算をほぼ消化していますので、来年度に向けた計画図案の作成等の準備又、現状植栽済み周辺の保全等の実施を計画しています。七月六日の役員会に於いて、6月末の中間決算報告と6月末締めの活動出役清算方法について各グループ代表者への説明を行いました。出役清算については、「基礎」「農地・水向上活動」のA・Bグループは年末の総割清算時に、「農村環境向上活動」Cグループについては6月末締めで7月中旬に機械等借り上げ料を除く、人扶賃のみを支払うことに決定しました。機械借り上げ料については役員会に於いて暫定的に決めてはありますが区との調整等により、区の総会の承認を得てからの支払いとなりますのでご理解のほど、よろしくお願い致します。またAグループの出役清算につきましては区の総割時の支払いを予定しておりますので重ねてご理解下さいますようお願い致します。














 

  「農地・水環境保全」概要

農地・水環境保全は、農水省が提唱する現状農村環境の質的向上を図ることを目的とする活動を言い、契約期間は5年間で勝常区に於ける交付金は田・畑面積により算出され、約340万(年間)となります。

活動区分には、左記の三つの活動がある。


1.「基礎部分」農地・農業用水等の資源を保

   全する活動。


2.「農地・水向上活動」農地・農業用水路等

   の質的向上(長寿命化)を図る活動。


3.「農村環境向上活動」農地・農業用水路等

   の資源を活用した農村環境の保全及び質

   的向上を図る活動。


   勝常区環境保全会会長 渡部 満雄


      勝常区の取り組み

勝常区環境保全会便り


この活動の一環として啓蒙活動が上げられます。書類作成等のために上記のコピー機のリース契約しました。それに伴い保全会では活動の節目ごとに保全会便りを発行しながら、それぞれの活動内容の紹介、今後の活動予定等区民の皆様が理解しやすく又、一人でも多くの方に参加してもらえるよう周知徹底に努めて行きたいと考えております。


    各グループの活動状況


4月から始まった保全会活動も5月のグループ編成後各グループごとに計画を作成し、計画に基づき順調に進行してきました。主な活動内容は、Aグループでは春の江払い・一斉清掃・農道補修等の実施、特に農道の補修に関しては、大型車10台分という今までに無いような大量の砕石を投入し、農道の平滑化を図り農作業時の利便性を確保しました。




大量の砕石購入のため、何台ものトラクタで農道の整地・補修を実施しました。この活動期間中農道全体の整地・補修を進めて行きたいと考えています。

 

勝常区環境保全会グループ

  1. 1.Aグループ「勝常区」

  2. 2.Bグループ「勝常農事組合」

  3. 3.Cグループ「老人クラブ・消防・PTA」

  4. 4.Dグループ「管理運営」

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